NY中盤

NY中盤の動向は、ドルの軟調が続いている。米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数や6月景気先行指標総合指数が予想を下回り、NYダウは、一時174ドル安まで下落するも、リスクオフの動きは広がっていない。
ドル円は107.23を上値に106.83まで下落、ユーロドルは、ユーロ圏7月消費者信頼感指数の速報値が予想を下回ったが、影響は薄く1.1540を安値に1.1627まで反発、ポンドドルは、バルニエEU離脱首席交渉官が、今週の英国との通商交渉について、ネガティブな見解を示したことで、1.2673まで下落後1.2761まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は124.24から123.71、ポンド円は136.64から135.85、オージー円は76.72から76.02、NZD円は71.69から71.06、カナダ円は80.15から79.80まで売りに押された。