昨晩の海外

昨晩の海外市場は、4日目に突入したEU首脳会議の結果を睨んで、神経質な展開も、ドルは軟調な展開を続けた。尚、7500億ユーロの復興基金に関しては、新たに補助金の金額を3900億ユーロに減額する案が提示されているが、3500億ユーロを主張するオランダやオーストリアが反対を続けている模様で、合意は不透明な状況が続いている。また、ナスダックは史上高値を更新したが、NYダウは、167ドル安から93ドル高まで反発も静かな動きに留まった。
ドル円は107.02まで下落、ユーロドルは1.1468まで一時反発、ポンドドルは、ホールデン英MPC委員が、「マイナス金利について、よく調査している。ただ、いくつかの悪い側面もある」と発言したが、市場の反応は限られ、1.2666まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が122.98から122.26まで売りに押され、ポンド円が135.92まで上昇、オージー円が75.32、NZD円は70.59、カナダ円は79.34まで反発した。