昨晩の海外

昨晩の海外市場は、堅調に600ドルを超える上昇となったNYダウを受けて、リスクオンのドル売りや円売りが優勢となった。米6月消費者物価指数は、前年同月比で予想通りも、前月比やコア指数は予想を上回る結果となったが、影響は限定された。フロリダ州は、新型コロナウイルスの新規感染者数が、前日比で減少したと発表、ただ、感染による死者数は、デイベースで過去最多を記録しており、影響は不透明。また一部報道で対中制裁として、トランプ大統領は、香港ドルの米ドルペッグ制廃止に関して、否定的であると伝わった。
ドル円は107.43まで一時反発も、日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて、その後売りに押され、ユーロドルは、独7月ZEW景況感指数やユーロ圏5月鉱工業生産が、市場予想を下回ったが、悪影響は薄く、対ポンドでの買いで1.1409まで反発、ポンドドルは、弱い英5月月次GDPもあって、1.2480まで下落したが、その後巻き戻しが優勢となった。
一方クロス円では、ユーロ円が122.32まで反発、ポンド円が133.99まで下落、オージー円が74.79まで反発、NZD円は70.22から69.82、カナダ円は78.61から78.90で上下した。