昨晩の海外市場は、新型コロナウイルスのワクチン開発への期待感から、NYダウが563高まで上昇も、ナスダック指数が、決算発表を前に利食いに押されたこと、米財務省が発表した6月財政収支の赤字幅が過去最大、1年前の100倍となったこと、カリフォルニア州知事が、屋内施設の閉鎖を命じたとの報道から、マイナス31ドルまで売りに押されたことで、リスクオンのドル売りも限定的となった。
ドル円は107.32まで反発、ユーロドルは、メルケル首相が「EU首脳会議で、復興基金案について合意できるか分からない」と発言したが、影響は限定的となり、1.1375まで一時反発、ポンドドルは、対ユーロでの売りで、1.2549まで下落、ユーロポンドは、0.9040まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が121.97まで反発、ポンド円は135.49を高値に134.58まで下落、オージー円は75.02を高値に74.43、NZD円は70.72から70.13、カナダ円は79.23から78.78まで売りに押された。