昨晩の海外市場は、ナスダック指数が強い上昇を続けたが、NYダウが、新型コロナウイルスの感染再拡大の懸念が重しとなり、一時543ドル安と軟調な展開となったこと、週間新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことで、リスクオンのドル売りに巻き戻しが優勢となった。また米連邦最高裁が、トランプ統領の納税記録をNY大陪審へ開示することを認めたが、一方で下院への財務記録開示は認めないと発表され、影響は限定された。
ドル円は107.10まで下落、ユーロドルは1.1280まで下落、ポンドドルは、1.2670を高値に1.2600まで売りに押された。
クロス円では、ユーロ円が120.90、ポンド円が135.05、オージー円は74.58、NZD円は70.31、カナダ円は78.85まで値を下げた。