昨晩の海外

金曜日の海外市場は、テキサス州南東部のハリス郡が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて最高レベルの非常事態宣言を発動、フロリダ州はバーなどでのアルコール類提供を禁止すると発表するなど、感染拡大リスクが意識されNYダウが一時774ドル安まで下落し、リスクオフのドル買いが優勢となった。米経済指標としては、5月米個人所得が予想を上回ったが、5月個人消費支出や6月ミシガン大消費者信頼感指数の確報値が、予想を下回ったが、影響は限られた。
ドル円は106.80を安値に、月末に向けたロンドン・フィキシングの買いもあって107.36まで一時買い戻された。またユーロドルは1.1239から1.1195で上下、ポンドドルは、来週の英EUによる集中協議を控えた警戒感、対ユーロでの売りもあって1.2315まで下落した。
またクロス円では、ユーロ円は119.81から120.38まで反発した一方、ポンド円は132.05、オージー円が73.32、NZD円は68.65、カナダ円は78.13まで値を下げた。