昨晩の海外

昨晩の海外市場は、英欧米の6月製造業・サービス業PMIが、2か月連続で改善したことなどから、夏以降の景気回復を織り込む形で、欧米の株価が堅調な推移となり、リスクオンのドル売りが続いた。
クドローNEC委員長が、中国との通商交渉に問題がないことを強調したことやムニューシン財務長官が「新たな経済支援策法案は来月にも可決される可能性」述べたなども株価を支えたが、ナスダックが連日で、最高値を更新するも、NYダウは290ドル高から81ドル高で、若干揉み合い気味の動きに留まった。
ドル円は、ソフトバンクグループの米Tモバイル株の売却を正式発表、売買代金を円転するとの思惑から下値のストップ・ロスを巻き込み、106.07まで一時下落、ユーロドルが1.1249、ポンドドルが1.2533まで上昇した。
一方クロス円では、ユーロ円が121.10の高値から120.25、ポンド円は134.00から132.61、オージー円は74.44から73.75、NZD円は69.88から69.13、カナダ円は79.35から78.51まで一時売りに押された。