昨晩の海外市場は、FOMCの結果を控えて、揉み合い気味の中、円の堅調が続いた。NYダウは一時421ドル安まで値を下げたが、ナスダックは史上高値を更新するも、ドルは軟調を続けた。ハセット・ホワイトハウス経済顧問は、「8月に更なる景気刺激策を予測」と発言したが影響は少なかった。S&Pが、日本の国債の格付けの今後の引き下げを示唆したが、相場の反応は限られた。
ドル円は、FOMCでイールド・カーブ・コントロールが導入されるとの思惑もあって107.62まで下落、ユーロドルは1.1364、ポンドドルは1.2746まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が121.32を安値に122.52、ポンド円は136.25から137.32、オージー円は74.48から75.26、NZD円は69.84から70.44、カナダ円は79.95から80.55で推移した。