昨晩の海外

金曜日の海外市場は、注目の5月米雇用統計が、想定外に強い結果となったことで、リスクオンの動きが強まった。米5月非農業部門雇用者数、予想の▲760万人に対して、なんど+250.9万人、失業率も予想の19.0
%から13.3%とポジティヴ・サプライズとなった。また、NYダウは、トランプ大統領が「追加経済対策と給与税減税を要請するだろう」と述べたこともあり、一時1056高まで上昇、ナスダックは過去最高値を一時を上回った。
ドル円は109.85まで上昇、ユーロドルは1.1384から1.1278まで利食いに押され、ポンドドルは、対ユーロでの買い戻しもあって1.2732まで反発、ユーロポンドは0.8886まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円は124.43を高値に123.62まで下落、ポンド円は139.75、オージー円は76.75、NZD円は71.59まで上昇、カナダ円もカナダ5月雇用統計が良好な結果となったこともあって81.91まで上昇した。