昨晩の海外

昨晩の海外市場は、まちまちの展開となった。NYダウは、556ドル高まで堅調に反発したが、リスクオンの動きは特別強まっていない。米5月リッチモンド連銀製造業景気指数は、予想を上回り、ベージュブックでは、新型コロナの感染拡大ですべての地域で経済活動が低下、見通しは依然として極めて不透明との見解が示されたが、影響は限定された。
ドル円は107.95まで一時反発、ユーロドルは、1.0934を安値に、「欧州委員会が5000億ユーロの補助金を計画している」との一部報道などから、1.1031まで一時反発、ポンドドルは、1.2355を高値に、ブレグジット移行期限に関して、英国政府は、12月31日に移行期間を終了するとの態度を維持していることなどが嫌気され、1.2215まで売り込まれた。またユーロポンドは、0.8993まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が118.91まで反発、ポンド円は131.64まで下落、オージー円は71.94を高値に70.82、NZD円は67.14から66.35まで売り込まれ、カナダ円も78.52を高値に77.90まで売りに押された。