ＮＹ中盤までの動向は、利食いが優勢となった株価を睨んで、ドルが上下する形も、大きな流れとはなっていない。米経済指標としては、週間新規失業保険申請件数や５月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想より弱い内容となったものの、その後発表された５月マークイットの製造業・サービス業ＰＭＩの速報値や４月景気先行指標総合指数が、予想を上回り相場の反応は限定された。また、ＮＹダウは１４２ドル高から２０５ドル安で推移している。
ドル円は１０７．８５から１０７．５７で揉み合い、ユーロドルは１．１００８まで上昇後、１．０９３７まで下落、ポンドドルは１．２１８６から１．２２５０まで一時反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が１１８．５２を高値に１１７．８５まで売りに押され、ポンド円は１３１．９６まで一時反発、オージー円は７１．１０から７０．５５、ＮＺＤ円は６６．２６から６５．７３、カナダ円は７７．５２まで一時上昇後７７．０６売りに押された。
