昨晩の海外

昨晩の海外市場は、欧米株価の上昇を背景にリスク・オンのドル売りが優勢になった。NYダウは一時442ドル高まで反発後も、底堅く推移。また、注目のFOMC議事録では、「米経済を支援するためのさまざまな手段を用いるとコミット」などと現状の緩和策の維持が示唆されたが、影響は限定された。
ドル円は107.34まで下落、ユーロドルは1.0999まで反発、ポンドドルは、1.2235まで上昇後、ベイリー英中銀総裁が「BOEはマイナス金利を排除しない」との見解を示したことが重しとなり、1.2226まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は118.21まで反発、ポンド円は132.17から131.44まで値を下げ、オージー円は71.05、NZD円は66.14まで上昇、カナダ円は77.15から77.54で上下した。