昨晩の海外

昨晩の海外市場は、米欧の早期の経済活動の再開に対する期待感、米モデルナ社が、「新型コロナワクチンの初期段階の臨床試験で進展があった」と発表したこと、パウエルFRB議長の議会証言原稿で、「FRBは経済支援のためにあらゆる手段を講じる」と示されたことや原油価格が30ドル台を回復したことなどを受けて、NYダウが1023ドル高まで上昇、リスクオンのドル売り、円売りが優勢となった。米5月NAHB住宅市場指数が予想を上回ったが、影響は限定された。
ドル円は、一時107.51まで反発、ユーロドルは、「独仏は5000億ユーロ規模のコロナウイルス再建計画をEUに提案」との報道もあって1.0927まで上昇、ポンドドルは1.2228まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が117.24、ポンド円が131.29、オージー円は70.09、NZD円は64.89、カナダ円は76.97まで反発した。