昨晩の海外

金曜日の海外市場は、米4月小売売上高が過去最大の減少幅となったことが嫌気されたが、5月NY連銀製造業景気指数やミシガン大消費者信頼感指数の速報値が、予想を上回ったこと、NY州で、感染による死者数が7週間ぶりに150人を下回ったことが下支え要因となり、ドルは揉み合い気味の展開を続けた。尚NYダウは、271ドル安から104ドル高まで反発、FRBの金融安定報告で、「パンデミックが悪化した場合、資産価格は大きく下落する」と示されが、影響は限られた。
ドル円は106.86から107.37まで反発、ユーロドルは1.0789から1.0851で上下し、ポンドドルは。英国とEUの双方からブレグジット交渉の難航を意識される発言が伝わったこと、対ユーロでの売りなどから1.2106まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が115.48から116.20まで反発、ポンド円は129.76まで売りに押され、オージー円は68.69、NZD円は63.51まで下落、カナダ円は75.79から76.25での推移に留まった。