昨晩の海外

昨晩の海外市場は、トラップ大統領の発言や弱い米週間新規失業保険申請件数や株価を睨んで、ドルが上下した。
トランプ大統領は、「今はドル高がいい」、「今は強いドルを持つ絶好の機会」などの見解を示し、FOXニュースとのインタビューでは、「中国の習近平国家主席と今は話したくない」、「中国と完全に断交することが可能か、断交した場合に何が起きるか思案している」、「米国で上場している中国企業を非常に厳しく注視している」と発言したことで、NYダウが458ドル安からスタートし、リスク回避の流れに伴って、一時ドル買いが優先となったが、その後NYダウが256ドル高まで反発したことで、ドル買いも限定された。
ドル円は106.78を安値に107.37まで反発、ユーロドルは1.0821から1.0775で上下、ポンドドルは1.2166を安値に1.2234まで値を回復した。
一方クロス円では、ユーロ円は115.33から115.93、ポンド円が130.16から131.32まで反発、オージー円は68.56から69.41、NZD円は63.78から64.41、カナダ円は75.58を安値に76.49まで反発した。