昨晩の海外市場は、週末の米雇用統計の発表を控えて、米長期金利につれてドルが上下する動きとなったが、総じて堅調な株価を受けて、クロス円は堅調な展開となった。NYダウは一時430ドル高まで反発。米週間新規失業保険申請件数は、316万件と予想を上回ったが、影響は限定された。
ドル円は106.66まで反発後106.22まで下落、ユーロドルは1.0767を安値に1.0834まで反発、ポンドドルは、1.2419を高値に、英中銀が金融政策の現状維持を決定したが、ベイリー英中銀総裁が追加緩和の可能性に言及、2020年の成長率見通しがマイナス14%との方向もあって1.2267まで下落後、1.2379まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円が115.14まで反発、ポンド円は132.95から130.79まで下落、オージー円は69.17、NZD円は64.76、カナダ円は76.20まで反発した。