昨晩の海外

昨晩の海外市場は、アルファベットの好決算や新型コロナウイルスに有効な治療薬が開発されるとの期待感から株価が続伸、11年ぶりの弱い米1-3月期GDPの速報値やFOMCで、政策金利が据え置かれ、声明でウィルスの影響による経済活動への懸念から当面のゼロ金利維持を表明、パウエルFRB議長も「追加措置が必要になる可能性は高い」と発言したことなどからドルの軟調が続いた。尚、ギリアド・サイエンシズは、「新型コロナ治療薬候補レムデシビルの臨床試験で有効なデータ結果を得た」と発表、米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が「ギリアドの治験は新型コロナに著しい有効性を示す」と述べたことで、NYダウは一時663高まで上昇した。
ドル円は105.36まで下落後106.77まで反発、ユーロドルは1.0838から1.0886まで反発、ポンドドルは、月末の対ユーロでの売りで上値を抑え、12486から1.2390で上下した。
一方クロス円では、ユーロ円が115.45から116.08、ポンド円が1131.95から133.00、オージー円が69.29から69.88、NZD円が64.68から65.40、カナダ円が76.26から76.82まで反発した。