昨晩の海外市場は、日欧米の株価が、経済活動再開の動きを好感して反発、S&Pグローバルが、「WTI原油先物を6月限から7月限に、ロールオーバーするよう顧客に指示した」との一部報道で、7月限が原油先物価格が8%超の急騰となったことなどから、リスクオンのドル売りもNYダウが高値圏を維持できなかったことから、巻き戻しの動きが優勢で引けた。
NYダウは、米ファイザーの好決算もあって、378ドル高まで上昇も、マイナス圏で引けた。また、米4月消費者信頼感指数やリッチモンド連銀製造業景気指数が、予想を下回ったが相場の反応は限定された。
ドル円は、106.56を安値に106.97まで反発、ユーロドルは、1.0810を安値に1.0888まで一時反発、ポンドドルも1.2405から1.2519まで値を戻したが、その後は利食いに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が115.61、ポンド円は133.57から132.74まで下落、オージー円は69.58、NZD円は64.87まで反発、カナダ円は76.16から76.55まで上昇後、上値が抑えられた。