金曜日の海外市場は、欧米主要市場が、イースターの休場で、相場の動きは限定された。新型コロナウイルスに関しては、イタリア保健省が「新型コロナウイルスの新たな感染者数の減少傾向が確認された」、スペインでは、「新型コロナ感染による死者数が先月24日以来の最低水準となった」、NY州では、「新型肺炎による1日の死者数が、昨日の過去最大から減少した」ことなどが公表されたが、影響は限定された。また、米3月消費者物価指数は、予想を若干下回ったが反応は見えず、G20エネルギー相によるテレビ会議では、メキシコが10万バレルの減産に合意したと伝わったが、11日も協議が続けられる模様。
ドル円は108.33から108.48、ユーロドルは、1.0935から1.0953、ポンドドルは、英官邸が「首相は回復支援のケアの一環として短い散歩ができるようになった」と報じたが、1.2460から1.2486の小動きに終始した。
一方クロス円では、ユーロ円は118.48から118.74、ポンド円は135.01から135.40、オージー円は69.04から68.67、NZD円は66.17から65.75、カナダ円は77.74から77.59のレンジで推移した。