昨晩の海外

金曜日の海外市場は、FRBの無制限の資産購入発表を受けて、ドル不足を受けたドル買いの巻き戻しが続いた。米3月ミシガン大消費者信頼感指数の悪化も、相場の重しとなった。またNYダウは、1917ドル安からスタート後、224ドル安まで反発も値を維持出来なかった。
ドル円は107.76まで売りに押され、ユーロドルは1.0954の安値から1.1147までは反発、ポンドドルは、ジョンソン首相やハンコック保健相の新型コロナウイルスの感染報道を受けて、1.12182まで下落後、新型コロナウイルスの蔓延を受けて、ブレグジット移行期間延長との思惑から1.2486まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が118.81まで下落、ポンド円は134.77まで反発、オージー円は66.93、NZD円は65.52まで買い戻され、カナダ円は、カナダ銀行が、0.50%の緊急利下げを実施したことで、76.61まで売り込まれた後、カナダ政府が無制限の財政支援を表明したことで77.52まで値を戻した。