NY中盤

NY中盤の動向は、パウエルFRB議長が、「FRBはまだ行動する余地がある」、「弾薬がなくなることはない」などと述べたこと、米週間新規失業保険申請件が、328.3万件と予想を大幅に上回ったことなどから、ドル売りが優勢。またNYダウが、1219ドル高まで反発したことで、リスク回避のドル買いが和らいだ。
ドル円は、本邦機関投資家からの売りもあったようで、109.38まで下落後、110.08まで反発したが、その後103.34まで安値を広げた。ユーロドルは1.1029まで買い戻され、ポンドドルは、英MPCが政策金利や資産買い入れ額を据え置いたこともあり、1.2162まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は119.96から120.01まで反発、ポンド円は133.30、オージー円は66.50、NZD円は65.45、カナダ円は78.21まで買い戻された。