昨晩の海外

昨晩の海外市場は、株価を睨んで上下に荒れた展開も、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けたリスク回避のドル買いは一服気味となった。NYダウは、トランプ政権の2兆ドルの緊急経済政策が、議会で承認されたことを受けた利食いで、166ドル安まで売られた後、1298ドル高まで反発したが、高値圏は維持出来ていない。
ドル円は、小池都知事が今週末に不要不急の外出を自粛するよう要請したことで111.06まで値を下げた後、111.68まで値を戻し、このレンジで推移、ユーロドルは、1.0785を安値に、ECBが必要に応じた国債買取プログラムの発動に、幅広い支持を得たとの報道を受けて1.0894まで買い戻された。また対ユーロでの買いでポンドドルは、1.1974まで上昇後、1.1640まで売りに押された。ユーロポンドは、0.9056まで下落後0.9276まで買い戻された。
一方クロス円では、ユーロ円は121.14まで反発、ポンド円は133.40を高値に129.86まで下落、オージー円は67.71から66.17、NZD円は65.92から64.57まで下落、カナダ円は77.10から78.48まで反発した。