昨晩の海外

昨晩の海外市場は、新型コロナウイルス対策として検討されている2兆ドルのトランプ政権の景気刺激策に対する議会通過期待感から株価が反発。リスク志向の巻き戻しが優勢となった。NYダウは、史上最大の上幅となる2145ドル近い上昇となった。米経済指標は、3月リッチモンド連銀製造業景気指数や3月製造業PMIの速報値が、予想を上回ったことなどがドルを支えたが、未だ米議会で景気刺激策は、承認されていない。
ドル円は、GPIFが、外債投資枠を拡大するとの報道、東京オリンピックの1年延期がほぼ確実となったことで、不安感が払しょくされたことで夜間の日経平均先物が大幅に値を上げたことで111.62まで上昇、ユーロドルは、ユーロ圏3月サービス業PMIの速報値が、大幅に悪化したが、製造業PMIが予想を上回ったことで、1.0888まで反発後1.0746まで売りに押され、ポンドドルは1.1801まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円は120.55、ポンド円は131.43、オージー円は66.35、NZD円は64.90まで上昇、カナダ円は76.23まで下落後77.12まで反発した。