昨晩の海外

金曜日の海外市場は、FRBが、「日銀やECBなど他の6中銀を対象に、米ドルの資金供給策を拡大する」と発表、これまで週1回のペースだった1週間物のドル供給を、23日から毎日1回に増やすとしたことで、欧米株価が反発、一時リスク回避の動きに巻き戻しが優勢となったが、カリフォルニアやNY州が、出勤禁止令を発動したこと、原油価格が20ドル割れまで急落、NYダウも444ドル高から992ドル安まで値を下げ、回避傾向が続いた。
ドル円は109.34を安値に111.51まで一時反発、ユーロドルは1.0831を高値に1.0638まで下落、ポンドドルは1.1936まで買い戻された後は、1.1555まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が119.30、ポンド円が132.05まで一時反発も売りに押され、オージー円が65.64から63.93、NZD円は64.50から62.82まで値を下げ、カナダ円は77.79まで一時買い戻された。