NY中盤の動向

NY中盤までの動向は、ドル資金不足を背景としたドル買いが続いている。NYダウは、前日比721ドル安からスタート後、517ドル高まで反発したが、現在は前日比変わらずのレベルで推移している。また米3月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数は、-12.7と予想の10.0を大幅に下回り、週間新規失業保険申請件数も、28.1万件と予想の22万件から悪化したが、影響は限定された。
ドル円は110.20まで上昇、ユーロドルは1.0695まで下落、ポンドドルは、英中銀が、臨時のMPCを開催、政策金利を0.15%引き下げ、過去最低の0.10%とすると発表。英国債や社債などを買い入れる量的緩和策も再開し、購入枠を総額6450億ポンドに増やすとしたことで、一時1.1794まで反発した。
一方クロス円では、ユーロ円が117.71まで下落、ポンド円は129.59まで反発、オージー円が65.55、NZD円は65.02、カナダ円は76.26まで買い戻された。