昨晩の海外

昨晩の海外市場は、新型肺炎の世界的なまん延を受けた景気減速懸念から資産の現金化の動きが強まった。特に原油先物が24%を超える暴落となり、NYダウは、トランプ政権誕生後の安値を下回る18917ドルまで下落、19000ドル割れで引けた。また、S&Pは、今週2回目となるサーキット・ブレーカーが発動され、フライ・ツー・クウォリティの動きからポンドや資源国通貨売り、ドル買いが強まった。
ドル円は108.65まで上昇、ユーロドルは1.0802まで下落、ポンドドルは暴落的な下げとなり、35年ぶりの1.1453まで下落した。またドル・インデックスは101.74まで上昇、ユーロポンドが0.9442レベルまで買われ、AUD/NZDは、パリティ割れの0.9995レベルまで一時下落した。
一方クロス円では、ユーロ円は116.90、ポンド円は124.06、オージー円は61.70、NZD円は61.63、カナダ円は73.82まで値を下げた。