昨晩の海外

昨晩の海外市場は、ロンドン時間は、欧米株の下落やドル調達コストの指標となるロンドン・ライボー金利が、リーマン・ショック以来の高水準となったことで、ドル買いやリスク回避の動きも、FRBがCPの買い入れを発表したこと、ムニューシン財務長官が、「1.2兆ドルに上る景気刺激策を提案、うち総額5000億ドルを国民への支援とし、小切手による支援金を2週間以内に支給する」と記者会見で述べたことから、一時2万ドルを割れていたNYダウが1190ドル高まで反発したことで、巻き戻しが優勢となった。
ドル円は106.23を安値に107.86まで反発、ユーロドルは、大幅に下回った独・ユーロ圏3月ZEW景況感指数もあって、1.0955まで下落、ポンドドルも昨年9月以来の安値となる1.2002まで値を下げた。
一方クロス円では、ユーロ円は117.30、ポンド円は128.60、オージー円は63.93、NZD円は63.41、カナダ円は73.32まで一時値を下げた。