NY中盤の動向は、中国人民銀行が一部銀行の預金準備率を16日から引き下げると発表、ショルツ独財務相が「ドイツは、経済的衝撃の緩和のため巨額の財政支出を行う」と発言、欧州連合は「財政刺激を可能とする危機条項を発動する用意がある」としたこと、FRBが国債買い入れの対象を30年債まで拡大したことなどから、各国の景気支援策強化を背景に株価が反発し、リスク回避の巻き戻しが優勢となった。NYダウは、一時1340ドル高まで反発した。
ドル円は107.49まで一時反発、ユーロドルは1.1198、ポンドドルは1.2455まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円が119.78、ポンド円が134.32、オージー円は67.75、NZD円は66.11、カナダ円は77.67まで買い戻された。