昨晩の海外

昨晩の海外市場も、アジア時間早朝に行われたトランプ大統領の声明で、具体的な経済政策が発表されなかったこと、30日間の欧州全域からの渡航制限が決定されたことが大きな失望となり、欧米の株価が暴落的な下落となったことで、リスク回避のドル買いが優勢となった。NY連銀が、大量の流動性供給の発表し、一時株価に買い戻しの動きが出るも、効果に対する懸念が相場を圧迫した。また、注目のECB理事会では、資産買い入れの増額が公表されたが、政策金利が据え置かれたことが失望感を助長した。
ドル円は、トランプ大統領が、東京オリンピックの一年延長を示唆したことなどが日本売りにつながり106.10まで反発、ユーロドルは、1.1056、ポンドドルは、1.2492まで下落した。
一方クロス円では、ユーロ円は、116.31から118.34、ポンド円は131.35から133.76、オージー円は67.70から65.05、NZD円は65.74から63.71まで下落、カナダ円は74.90から77.28で上下した。