昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、新型肺炎が、中国以外でも感染を広げたことで、世界経済に対する懸念が高まり、欧州株が急落。NYダウも一時1000ドルを超える下落、米銀が、新型コロナウイルスの影響で、1-3月期の米GDPが、1%強の留まると下方修正したこともあり、米長期金利も急低下し、リスク回避の動きが強まった。
 ドル円は110.33まで下落、ユーロドルは、独2月ifo企業景況感指数が、予想を上回ったこともあり、1.0805を安値に1.0872まで反発、ポンドドルは、1.2955から1.2887で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円が119.90、ポンド円が142.64、オージー円は73.00、NZD円は70.08、カナダ円は83.27まで売りに押された。