昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、米1月雇用統計において、非農業部門雇用者数が+22.5万人増と予想を上回りドル買いが強まったが、失業率が3.6%に悪化、平均時給は前月比が予想を下回るも前年比は予想を上回り、影響は限定された。またNYダウが320安まで値を下げたことからリスク志向の動きも限定された。
 ドル円は109.99から109.53まで下落したが、このレンジで揉み合い、ユーロドルは1.0977から1.0942まで売りに押され、ポンドドルは、1.2960からペンス副大統領の「英国によるファーウェイ5G一部使用の決定が、米英貿易交渉に影響を与える可能性がある」と述べたこともあり、1.2882まで値を下げた。
 一方クロス円では、ユーロ円が120.09、ポンド円が141.41、オージー円は73.05、NZD円は70.20、カナダ円は82.24まで売りに押された。