昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、中国の新型肺炎の懸念が和らいだこと、中国が、フェーズ1の合意に基づいて一部関税を引き下げると表明したことなどから、NY株価3指標が史上高値を更新。ドルの買い戻しが続いている。
 また、トランプ大統領の弾劾裁判が無罪に終わり、民主党のアイオワ党員集会が混乱していることなども米株価には、安心感を与えているとみられる。
 ドル円は、109.78を安値に110.00まで反発、ユーロドルは、ラガルドECB総裁の「低金利と低インフレにより、ECBや各国中銀の緩和政策余地は著しく低下」との発言を受けて、1.1014まで反発後、1.10965まで売りに押され、ポンドドルは、英金融機関に不利な条項がEUを強化するとの報道などもあり、1.2922までじり安となった。
 一方クロス円では、ユーロ円は120.57、ポンド円は142.10まで売りに押され、オージー円は74.30から73.99、NZD円は70.94から71.18、カナダ円は82.82から82.56で揉み合いとなった。