昨晩の海外市場は、米1月ISM製造業景気指数が、50.9と6か月ぶりに、景気の分水嶺となる「50」を回復。NYダウも、374ドル高まで反発したことで、ドル買いが優勢となった。
ドル円は108.80まで反発、ユーロドルは1.1033まで値を下げ、ポンドドルは、ジョンソン首相が通商交渉で望む内容が得られなければ交渉を打ち切る姿勢を示していること、ラーブ外相が「離脱の移行期間が延期されることはない」と下院で改めて発言したことなどから、移行期間の交渉が難航するとの見方が圧迫し、1.2984まで一過性の売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円は、120.38から119.92、ポンド円は141.08まで下落、オージー円は72.55から72.94、NZD円も70.07から70.43で上下、カナダ円は、原油価格の50ドル割れを受けて82.17を高値に81.57まで下落した。