昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、手掛かり難で動意に薄い中、NYダウが堅調に推移、円が軟調な展開となった。政府は中国を為替操作国から外す方針と報じられたが、影響はなかった。
 ドル円は、上値のストップをつける形で109.95まで上昇、ユーロドルは、対ポンドでの買い戻しで1.1147までじり高となったが、ポンドドルは、プリハ英MPC委員が、「国内の成長に関するデータに早期かつ著しい改善が見られない限り、今月の政策会合で利下げに票を投じる」と述べたこと、英月次GDP、鉱工業生産指数や製造業生産高が弱い結果となり、1.2962まで売りに押された。ユーロポンドは0.8592まで一時値を上げた。 
 一方クロス円では、ユーロ円は122.49まで上昇、ポンド円は142.37から142.92、オージー円が76.02、NZD円は73.01、カナダ円は84.32まで値を上げた。