昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米第4四半期GDPの速報値は、市場予想通りも、個人消費やコアPCEが予想を下回り、若干ドル売りが優勢となった。またNYダウは、新型肺炎が景気に悪影響を与えるとの見方から、244ドル安まで下落したが、その後WHOが、新型コロナウイルスについて緊急事態を宣言したが、渡航制限や貿易取引を勧告せず、プラス圏を回復、円の売り戻しで引けた。 
 ドル円は、109.01を上値に、WTOが「新型コロナウイルスについて緊急事態を宣言」と発表したことで、一時108.58まで下落後値を戻し、ユーロドルは1.1039まで反発、ポンドドルは、英中銀が政策金利を据え置き、利下げの投票数も前回と変わらなかったことで、1.3111まで値を上げた。
 一方クロス円では、ユーロ円は120.12から119.78で上下、ポンド円は141.27から142.72まで一時反発、オージー円は72.82、NZD円は70.39、カナダ円は82.12まで一時売りに押された。