NY中盤

 NY中盤までの動向は、ポンドの買い戻しが優勢。トランプ大統領が、ダボス会議での記者会見で、「ドルは強すぎ」、「米国の金利は低くあるべき」、「欧州との交渉は中国よりも厳しい」などと発言したが、総じて反応は鈍かった。
 ドル円は110.10まで反発後、109.83まで調整も、鈍い動きが続き、ユーロドルは対ポンドでの売りに、1.1070まで下落、ポンドドルは、英1月英CBI製造業受注指数が、強かったことで、昨日の英雇用統計と合わせて、利下げ見通しが後退したことで、1.3154まで買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が121.62まで下落、ポンド円が144.62まで反発し、オージー円は75.13から75.42、NZD円は72.41から72.72の狭いレンジで推移、カナダ円は、カナダ中銀が、政策金利を据え置いたが、声明から現在の金融政策が適切との文言が削除され、「短期的には10月予測よりも成長が弱い」とハト派的となったこと、原油価格の下落などから、84.35から83.59まで急落的に下げた。