昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、NY市場がキング牧師誕生日の祝日で、参加者の減少を受けて動意に薄い展開に留まった。
 IMFの世界経済見通しが公表されたが、2020年の世界経済の成長率予想を従来の3.4%から3.3%、2021年の成長率予想を3.6%から3.4%に下方修正したが、影響は見えなかった。また、「仏はデジタルサービス税を廃止しないが、延期する可能性」との一部報道やマクロン仏大統領が「関税のエスカレーションを回避するため良好な合意に向けて協力する」と発言したが、相場の反応は限定された。
 ドル円は110.11から110.21、ユーロドルは1.1102から1.1077、ポンドドルは、1.2963から1.3010で上下した。
 一方クロス円では、ユーロ円は122.32から122.04、ポンド円は142.82から143.35、オージー円は75.91から75.54、NZD円は73.00から72.53、カナダ円は84.26から84.46での推移に留まった。