昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米12月小売売上高、1月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や週間新規失業保険申請件数など米経済指標が、軒並み強い内容となったこと。またNYダウが、米企業決算を好感して、280ドル越えの上昇となったことで、リスク志向の動きが優勢となった。
 ドル円は、動意に薄い中110.18まで上昇、ユーロドルは、ECB理事会の議事録で、「指標は弱いが、成長の勢いは安定している」、「世界的な貿易摩擦の後退を受けて、地合いは改善した」との楽観的な見解が示されたことで、1.1173まで反発も、その後は売りに押され1.1128まで値を下げた。また、ポンドドルは、1.3026から1.3084まで一時反発した。
 一方クロス円では、ユーロ円は122.87から122.51で上下、ポンド円は144.15まで反発、オージー円は76.26から75.87、NZD円は73.36から72.99、カナダ円は84.26から84.48での推移に留まった。