昨晩の海外

 金曜日の海外市場は、米12月雇用統計で、非農業部門雇用者数が+14.5万人と予想を下回り、平均時給も弱かったことで、一時ドル売りが優勢となるも、影響は大きく見えなかった。またNYダウは、米政権が新たな対イラン制裁を発表したことや来週から本格化する米主要企業の決算を睨んで、167ドル安まで値を下げた。
 ドル円は109.69から109.44の狭いレンジで上下、ユーロドルは1.1085から1.1129まで一時買われたが、このレンジで推移、ポンドドルは、1.3098から1.3043で推移した。
 一方クロス円では、ユーロ円が121.52から121.84まで反発、ポンド円が143.51から142.90まで下落、オージー円は、東京時間に発表された豪11月小売売上高が良好だったこともあり75.71まで反発、NZD円も72.77まで買われたが、カナダ円は、12月カナダ雇用統計が良好だったことで84.14まで上昇後、軟調な原油価格を受けて83.89まで売りに押された。