米軍によるソレイマニ司令官の殺害に関しては、突発的な感じがしたが、事前に米兵が襲撃を受けており、1名が死亡。この報復だったようだ。あまりこの報道が広まっていなかったことで、意外感があったが、これで要因が判明した。
さて、そのと米大使館、バグダッド市内の2カ所にロケット弾が1発ずつ撃ち込まれ、バラドの空軍基地にもロケット弾2発が発射されている。いずれも死者は出ていないようだが、イラク軍が、ロケットの発射を声明で明らかにしており、イラクの親イラン・イスラム教シーア派組織が、米軍基地から「1000メートル以上」離れるよう警告しており、本日5日にも何かが起こる可能性が指摘されている。
また、トランプ米大統領は4日、イランが米国人や米国の施設などを攻撃した場合に「イラン関連の52カ所を標的にとても迅速かつ激しく攻撃する」とツイッターに書き込んでいる。
今日の展開次第だが、週初の相場が荒れた動きとなることは、留意して対応したい。