昨晩の海外市場は、年末のドル売りに巻き戻しが優勢となった。米新規失業保険申請件数と12月マークイット製造業PMIの改定値は予想よりやや弱い内容となったが、相場の反応は限られた。また、NYダウは、中国の準備預金率の引き下げを好感する形から334ドル高まで上昇も、リスク志向の円売りは強まっていない。
ドル円は、米長期金利の低下を受けて108.21まで下落後、108.57まで反発、ユーロドルは1.1165、ポンドドルは、13116まで売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が120.98、ポンド円は142.43、オージー円は75.68、NZD円は72.57、カナダ円は83.32まで値を下げた。