昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ドルが軟調な推移となった。米経済指標としては、10月貿易収支や週間新規失業保険申請件数が予想を上回ったが、10月製造業新規受注が予想と変わらず ドル買いは限定されたが、一時90ドル近い下落となったNYダウが、下げ止まりを見せたこともあって、総じて揉み合い気味の動きに留まった。
 ドル円は一時109.00まで反発後、108.66まで売りに押され、ユーロドルは1.1108まで反発、ポンドドルは12日の英総選挙で保守党が勝利するとの思惑が続き1.3166まで上昇した。
 一方クロス円では、ユーロ円が120.89、ポンド円が143.26まで一時反発、オージー円が74.18まで下落、NZD円は71.25から70.96で上下、カナダ円は、11月Ivey購買部協会景気指数が予想を大幅に上回ったことで82.76まで上昇後82.45まで売りに押された。