昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、ブルームバーグ通信が「米中は、通商交渉の第1弾の合意に近づいている」と報じたことやトランプ大統領が「中国との交渉は非常に順調だ」と述べたことなどから、NY株価3指数が反発。円売りが優勢となるも、一方で米11月ADP全米雇用報告やISMSM非製造業指数が予想を下回ったことからドルは軟調な展開となった。
 ドル円は108.96まで反発、ユーロドルは、独ユーロ圏11月サービス業PMIの改定値が、予想より強い結果となったこともあり1.1116まで一時反発、ポンドドルは1.3122まで買い戻された。
 クロス円では、ユーロ円が120.81、ポンド円が142.81、オージー円が74.65、NZD円は、71.15まで反発、カナダ円は、カナダ中銀が政策金利を据え置き、声明で「現在の政策金利水準を維持することが適切と判断」との見解を示したことで84.48まで買い戻された。