昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米国が感謝祭の祝日で、小動きに留まった。アジア時間早朝に伝わったトランプ大統領の「香港人権法案」の署名に対して、中国外務省が、米国大使を召喚し「香港人権法は中国の内政に強く干渉している」、「米国に誤りを正すよう求める」としたが、それ以上の話は伝わっておらず、リスク回避の動きも限定された。
 ドル円は109.38から109.55まで反発、ユーロドルは、独11月消費者物価指数の速報値が、前回や予想を下回り、1.1018から1.1000、ポンドドルは、1.2952から1.2900まで小安くなった。
 一方クロス円では、ユーロ円は120.43から120.59、ポンド円は141.78から141.26、オージー円は73.98から74.18、NZD円は70.38から70.20、カナダ円は82.27から82.47の狭いレンジの動きとなった。