昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、米11月シカゴ購買部協会景気指数や10月住宅販売保留指数が予想を下回ったが、米第3四半期GDPの改定値、10月耐久財受注額や週間新規失業保険申請件数が予想より良好な内容だったこと、感謝祭休暇を前に、史上最高値を更新する米株価指数などもあって、ドル買いが優勢となった。
 ドル円は109.61まで反発、ユーロドルは1.0992まで下落、ポンドドルは、月末に絡んだポンド買いや英ガーディアン誌の記者が「労働党は支持率を上げたものの、保守党が過半数に十分な支持を獲得するだろう」と述べたことなどから、1.2828から1.29121で買い戻された。
 一方クロス円では、ユーロ円が120.60、ポンド円が141.56、オージー円が74.30、NZD円が70.40、カナダ円は82.51まで反発した。