昨晩の海外

 昨晩の海外市場は、大きな材料もなく、まちまちの展開となった。NYダウは、「米中貿易協議の第1段階の合意は近い」との報道が相次いだことなどから、193ドル高まで反発したが、円売りは大きく拡大していない。
 ドル円は、年末のドル需要の高まりを受けて108.98まで上昇、ユーロドルは、対ポンでの売りで1.1004まで値を下げ、ポンドドルは1.2913まで反発した。ただ、英保守党と労働党の支持率の差が縮小したとの方向が上値を抑えた。また、ユーロポンドは0.8530まで一時売りに押された。
 一方クロス円では、ユーロ円は120.12から119.83で推移、ポンド円は140.64まで反発、オージー円は73.74まで売りに押され、NZD円は69.65まで下落後、予想を上回る7-9月期小売売上高指数を受けて70.00まで反発、カナダ円は81.95から81.75で上下した。