昨晩の海外

    昨晩の海外市場は、主だった材料に薄い中、オブライエン大統領補佐官が、「米国は中国との第1段階に関してほぼ合意に近づいている」と述べたこともあり、堅調な株価や米長期金利の上昇を受けて、ドルの買い戻しが優勢となった。NYダウは、一時170ドル高と最高値を更新した。
 ドル円は108.65まで反発、ユーロドルは、軒並み予想を上回ったユーロ圏製造業PMIにも1.1175を高値に1.1124まで下落、ポンドドルは、ファラージ・ブレグジット党党首の「英議会はハングパーラメントに陥る可能性がある」との発言もあって1.2877まで売りに押された。 
 一方クロス円では、ユーロ円は120.84から121.11で揉み合い、ポンド円は140.25から139.89、オージー円は75.02から74.72落、NZD円は、70.04から69.41まで売りに押されたが、カナダ円は82.36から82.64まで反発した。