昨晩の海外市場は、FOMCの結果発表を控えて様子見ムードが継続した。米経済指標としては、10月消費者信頼感指数が予想を下回ったが、9月住宅販売保留指数が予想を上回り影響は限定された。またNYダウも、75ドル高から51ドル安と揉み合い推移に留まった。
ドル円は、APECでの米中首脳会談で第1段階の合意署名には至らない可能性があるとの一部報道を受けて、108.75まで売りに押されたが、狭いレンジでの動きを継続、ユーロドルは、1.1074を下値に1.1119まで反発、ポンドドルは、1.2807を安値に、コービン英労働党党首が「総選挙を支持する」と発言したことで、1.2906まで一時反発したが、その後売りに押された。
一方クロス円では、ユーロ円が120.58から121.07、ポンド円は139.48から140.55、オージー円は74.54から74.84まで反発も、NZD円は69.05、カナダ円は83.14まで売りに押された。