昨晩の海外市場は、キャタピラーやボーイングの弱い決算を受けて、時間外のNYダウ先物が、一時170ドル超の下落となり、リスク回避気味も、現物のダウ平均が100ドル高まで反発したことで、影響は限定された。
ドル円は、アジアの高値108.70まで再反発、ユーロドルは、予想を下回るユーロ圏10月消費者信頼感指数の速報値を受けて、1.1106まで売りに押されるも影響は限定された。ポンドドルは、英タイムズ紙が「ジョンソン首相とコービン労働党党首が新たな議事進行動議について議論を開始している」との報道が1.2843で下値を支え、外交筋の話として、「EU27カ国の政府代表は英国のEU離脱期限を支持」と伝わったことで、1.2922まで反発した。
一方クロス円では、トランプ大統領が「トルコに対する経済制裁を解除する」と発言したことで、リスクオンの展開。ユーロ円が120.91、ポンド円は140.33、オージー円は74.52、NZD円は69.78、カナダ円は83.17まで買い戻された。