NY午前

 NY午前の動向は、ニュースのヘッドラインを受けて、ポンド中心に荒れた展開も、総じてドルが軟調な展開となった。
 ポンドドルは、「EUは英国が動かない限り離脱合意は不可能と認識」との報道を受けて、1.2656まで下落後、トゥスクEU大統領が「7-8時間以内に英国のEU離脱がいつになるか分かるだろう」と述べ、ジョンソン英首相、マクロン仏大統領やメルケル独首相が、ブレグジット合意が間近なことを示唆したことで、1.2877まで上昇、ユーロドルは、ユーロ圏9月消費者物価指数の改定値が、速報から下方修正されたが反応は限られ、ポンドにつれる形で1.1023から1.1085まで反発、ドル円は、弱い米小売売上高を受けて108.57まで売りに押されたが、その後108.85まで反発した。